小説のように、もしくは小説を書くように
物事は進まない。ましてや音楽を聴くようには。
分厚く垂れ込める雲のせいか。くだらなすぎる湿気のせいか。
くだらないものに対する考え方は同じだ。
しかし僕はそれ以上にくだらないものを抱え込んでいるのか。
なるほど、もう少し世の中は前のめりらしい。
どうやれば前のめりになれるのか。その方法を忘れてしまった。
忘れたものは失ったもの。
失ったものを取り戻すために、もしくは諦めるために、僕は再び小説を読む。
そしてその後で、また何かのせいにしてしまうのかも。
by swtgrlstrvllngbd
| 2009-07-21 01:26